専門家がお勧めする6種類の常備薬

治療

東洋医学のスペシャリストである、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師及び医薬品登録販売者である私(30代男性)が、日常的に使っている常備薬(漢方中心)を紹介致します。

香蘇散(コウソサン)

一番やさしい風邪薬!

風邪といえば葛根湯と連想するかもしれませんが、私個人としては、ファーストチョイスに香蘇散(こうそさん)をお勧めします。

老若男女問わず使用でき、胃腸が弱い方でも服用可能なので大変重宝しています。一見すると風邪薬なのですが、不眠や気分が晴れない時に服用すると効果を発揮する面白い処方です。添加物ゼロ、ウチダ和漢薬の100%原末製剤です。

  • 風邪薬
  • 気付け薬

100㌘(15~30日分)@2,500円

散剤が女性に大人気!
女性の特効薬である加味逍遥散、当帰芍薬散を始め、ウチダ和漢薬から発売している散剤シリーズの人気が急上昇中です。 散剤とは、加味逍遥散(めまい、冷え等)、安中散(胃薬)、香蘇散(風邪、うつ症状)等、名前の最後に「○○散」という名前がついた漢方...

葛根湯(カッコントウ)

定番中の定番!

体温を上げる成分が多く含まれているので、比較的元気な方に使用します。体が温まり気血の巡りが良くなるため、風邪のひき始め、冷え性、肩こり、消炎鎮痛等、幅広く使われています。また、免疫力を強くする効果もありますので、風邪やインフルエンザの予防にも最適です。

  • 風邪薬
  • 鎮痛薬

3日分(9包)@600~900円

熊膽圓S(ユウタンエン)

宴会の最重要薬。

別名、富山の「クマノイ」と言われ、国内では最も親しまれている和漢薬です。二日酔い、悪酔いに効く事は当然として、胃もたれ、ムカつきにも効果が高いので宴会の最重要薬と言えるでしょう。剤形は小さな板チョコ状になっていて、飲みやすいサイズに砕いて服用します。飲酒前に服用すると良いでしょう。

  • 胃腸
  • 便秘
  • 止瀉薬
  • 強肝薬

2回(2包)@300円

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二日酔い、食べ過ぎ飲み過ぎに効く漢方薬
気がつけば今年も終わりを迎えようとしています。12月と言えば、そう、忘年会・新年会のシーズンでございます。というわけで、今回は二日酔い、食べ過ぎ、飲み過ぎに効く処方を紹介致します。

富山胃酸(トヤマイサン)

太田胃散系のすっきり系胃腸薬。

食べ過ぎ、胃酸過多を始め、大半のの胃腸症状に使用できます。約30日分で900円という驚異的なコストパフォーマンスが魅力です。メントールが苦手な方には、高級胃薬の「安中散」もお勧めです。

1箱(約30日分)@900円

生脈宝(ショウミャクホウ)、生脈散(ショウミャクサン)

漢方のスポーツドリンク!

スポーツドリンと滋養強壮薬の効果を足した漢方薬で、飲む点滴と言われています。夏バテ予防やスポーツ時の水分補給に大いに役に立ちます。因みに、私は出張前に服用しています。

  • 滋養強壮薬
  • 健康維持
  • 夏バテ対策

12包(6~12回分)@1,500円

熱中症に生脈宝
いよいよ梅雨明け、夏本番となりました。ご存知、鴻巣は熊谷に近く日本国内でも有数の猛暑地帯となっております。そのため熱中症にかかってしまう方も多く、私の知り合いも昨年逝ってしまわれました。エアコン、適切な水分補給で適切な自衛を行いましょう。 ...

紫雲膏(シウンコウ)

漢方2大軟膏の一つ!

ひび、あかぎれ、しもやけ、火傷、アトピー等、皮膚に関する治療に使われます。が、
最近では、シミ・そばかすの様な美容目的で購入される方が多く、私も毎日使っています。残念ながらウチダ和漢薬の紫雲膏は原料不足から販売を停止してしまいましたので、当店では、二反田と小太郎の紫雲膏を取り扱っています。

50㌘@1,600円

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シミ・そばかすには紫雲膏
埼玉県鴻巣市の人形町治療院では、お灸の前後に紫雲膏(しうんこう)というゴマ油の臭がする紫色の軟膏を使っていますが、実はこの紫雲膏、火傷やあかぎれの他にも、シミ・そばかすの改善と言ったスキンケアにも有効で、美容効果も期待できるようです。

全て当店で販売しております。

番外編としては、やはり牛黄(ごおう)でしょうか? 疲労困憊時に大活躍です。

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