逆子治療 2023年 秋冬の陣

婦人科疾患

秋としては比較的温かい(暑い?)期間が長い様な気がしますが、いよいよ当院では今年の逆子シーズンのクライマックスを迎えようとしています。逆子の記事を書こうとした矢先に丁度キャンセルが1件出たので、空き時間を利用してデータを纏めています。それでは、今シーズンの状況を報告します。

※初夏の記事はコチラ

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逆子治療 2023年 初夏の陣
2022年の出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)が1.26で過去最低を記録したニュースを聞いたばかりですが、当院では逆子のシーズンを迎えています。出生率の影響からか、今のところ逆子の患者さんは例年のような爆発的な増加はなく、静かな滑り...

2023年秋冬の状況

今年の秋は逆子治療で来院される患者さんは例年よりも多いです。患者都合により1件中止が発生してしまいましたが、それを含めても改善率は80%なので、かなり良いと言えるでしょう。ある程度予想していた事ですが、35週目以降で治療を開始された方は、残念ながらほぼ帝王切開となってしまいました。それ以前から治療を開始された方は、今回は全員頭位になりました。
状況報告だけでは面白くないので次のコーナーでは、「何故週に2回必要なのか」をテーマにして解説いたします。

週2回のお灸が必要なワケ

結論から申しますと、当院秘伝のお灸は刺激量が強くはないので、施灸頻度(お灸をすえる回数)を増やさないと体調に良い影響を及ぼさないからです。過去に週1回でテストを行った時期がございましたが、結果は散々なものとなってしまいました。特に週数が経過するほど週2回の重要性が増して行きます。

では、毎日通院した場合はどうなるのでしょうか?
これも色々実験したのですが、結果は週2回の時と比べると若干改善率は上がったものの、時間とお金を消費して通院するというコスパを考えると微妙な結果となってしまいました。なので、当院としては、週2回を通院、残りは患者さんの自宅でセフル灸をお勧めしております。

他にも細かな要因が複数ございますが、大まかに説明すると上記の様な答えとなります。もちろん、週2回行ったからと言って100%治るという保証は出来ませんが、母子に悪影響を与える事は一切ございませんので、積極的にお灸を活用して頂きたいものです。

おまけ

くま
くま

相変わらず、院鳥のところは妊婦さん多いね~。

院鳥
院鳥

ほんと、少子高齢化を実感出来ない。
偶に普通の肩こりとか腰痛を診るとテンション上がるよ!

くま
くま

逆子と比べると気が楽そうだよね。

院鳥
院鳥

もちろん、患者さんにとっては肩こり腰痛も辛いだろうけど、
うちは逆子の患者さんを優先で診るようにしているからね。
一生に関わる問題だったりするし。
というワケで、逆子診断が下ったら直ぐにご連絡下さい!

人形町治療院、秘伝の逆子灸三原則

一.早めに来院
二.自宅でお灸
三.考えすぎない

人形町治療院の逆子専用コーナー

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