紫雲膏と神仙太乙膏

漢方薬

急激に寒くなり外が乾燥しているせいか、紫雲膏(しうんこう)神仙太乙膏(しんせんたいつこう)の売り上げて伸びています。患者さんから、「どちらが効きますか?」と質問を多く受けますので、この場で簡単にご説明します。

紫雲膏(しうんこう)

ゴマ油の臭がする紫色の軟膏です。
紫根と当帰という生薬を多く含み、火傷、しもやけ、乾燥肌に大変良く効きます。シミ・そばかす等にも効果的で、美容効果にも優れている点が最大の特徴です。以前、紫雲膏の美容効果に関する記事を書いたのですが、何故か人気が高く当ブログの週間アクセスランキングで毎回上位をキープしている程です。皆さん興味津々のようですね。 😛

神仙太乙膏(しんせんたいつこう)

カレーの匂いがする黄色の軟膏です。
皮膚(組織)の再生力を高めるので、傷や床ずれに対して効果を発揮します。また、漢方のステロイドとも言われているため、消炎効果が強く痒みにも有効でアトピーや水虫、虫刺され等にもよく使われます。実際にはステロイド成分は含まれておりませんので、安心して使用できます。販売元は小太郎漢方です。

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床ずれ、褥瘡には神仙太乙膏
私は疾患や加齢により歩行困難(外出困難)となってしまった方に出張施術も行っているのですが、まれに床ずれ(褥瘡)に悩まされている患者さんやご家族に遭遇します。 床ずれは、マッサージや鍼灸治療で体の血行を良くすると比較的早く治り、患者さんやご家...

まとめ

個人差はございますが、大まかに分類すると上記のようになります。上記の軟膏は様々なメーカーから発売されていますが、個人的には、ウチダ和漢薬か二反田、あるいは小太郎の物が良いと思います。当店、『埼玉県鴻巣市漢方薬店しんあい堂』で販売しておりますので、ご入用の方はご連絡下さい。

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埼玉県鴻巣市 漢方薬店しんあい堂
東洋医学の専門家が経営している漢方薬店です。通常の薬局薬店では扱っていない漢方薬や、昔懐かしい富山の薬を販売しております。併設の人形町治療院では、YNSAを中心とした鍼灸とマッサージ、整体を行っております。

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