初冬に役立つ5種類の漢方薬

漢方薬

11月に入ると、風邪や冷えを訴えて来院される患者さんが増えてきます。
これらの疾患は鍼灸だけでも対応可能ですが、漢方薬を取り入れると、より一層効率的に体調を整えることが出来ます。
今回は特によく使われる5つの漢方薬を紹介致します。

漢方薬名 剤形 詳細 容量・金額
葛根湯 エキス剤
煎じ薬
超有名処方!

風邪薬の代名詞として知られていますが、肩こり、腰痛、筋肉痛の緩和にも多用されています。

免疫力を上げるため、風邪の予防効果も期待出来ます。

3日分
\570
柴胡桂枝湯 エキス剤
煎じ薬
適応範囲が広く、インフルエンザの予防薬としても有名。

炎症を抑える効果が強いので、長引く風邪、リウマチや生理痛にも使われます。

3日分
\750
順血温補湯  エキス剤
煎じ薬
冷え性、しもやけの特効薬。

体を温める生薬を、「これでもか!」と言うほど多く含んでいるため、
冷えから来る肩こり、腰痛、関節痛等の諸症状に大変良く効きます。

3日分
\720
香蘇散  散剤 軽い発汗作用があり、発熱、痛みに効果的。

服用すると気分が晴れるので、ふさぎがちな患者さんにもお勧めしています。
また、葛根湯よりも優しい効き目なので年配の方にもお勧め出来ます。

100㌘
15~30日分
\2,000
紫雲膏 塗り薬 当ブログでも何度も取り上げている塗り薬。

ひび、あかぎれ、しもやけ、火傷等に使用する塗り薬ですが、
実は、女性の聖薬と言われている当帰や蜜蝋を多く含んでいるため、シミ、そばかす、シワにも効果的で美容効果に優れています。
何を隠そう、私も毎晩顔に使用しています。
痛みや痒みが強い方には、神仙太乙膏がお勧めです。

50㌘
\1,600

鍼灸マッサージ治療は人形町治療院、漢方薬はしんあい堂で販売しております。

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