タツノオトシゴ養殖を事業化へ

漢方薬

日本経済新聞に興味深いニュースが掲載されていました。「タツノオトシゴ養殖を事業化へ 静岡商議所や東海大」だそうです。

タツノオトシゴは別名「海馬(カイバ)」とも呼ばれ、漢方業界では滋養強壮剤として珍重されています。当店ではウチダ和漢薬の「海玉膏」が海馬を使った滋養強壮剤として人気が高く、コンスタントに売れております。

しかしながら、タツノオトシゴは乱獲や生存環境の悪化で急減しており、野生生物の取引を規制するワシントン条約の「付属書2」に掲載されているため入手困難な貴重な生薬となっています。この問題を打開するために、今回のプロジェクトが立ち上がったようです。

タツノオトシゴは非常にデリケートな生物なので養殖はとても難しいらしいのですが、今回のプロジェクトは世界に誇れる大変素晴らしいものです。一日でも早く事業が成功し、安定供給が出来るようになることを願っています。

静岡商工会議所と東海大学が10年間かけて研究していたタツノオトシゴの陸上養殖が近く事業化される。東京の不動産会社が技術移転を受けて参入し、強壮剤などの原料として国内外に販売する。近年は乱獲が問題視されており、養殖物の流通が軌道に乗れば資源保護にもつながりそうだ。

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タツノオトシゴ養殖を事業化へ 静岡商議所や東海大 - 日本経済新聞
静岡商工会議所と東海大学が10年間かけて研究していたタツノオトシゴの陸上養殖が近く事業化される。東京の不動産会社が技術移転を受けて参入し、強壮剤などの原料として国内外に販売する。近年は乱獲が問題視されており、養殖物の流通が軌道に乗れば資源保...

 

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