はり治療後に女性急死 大阪府警、鍼灸接骨院を家宅捜索

治療

マスコミで取り上げられているので、ご存じの方も多いと思いますが、
昨年12月、大阪府の鍼灸接骨院で無免許の柔道整復師が鍼治療を行い、女性が死亡するという、あってはならない事故が起こってしまいました。
鍼灸はとても安全な治療方法ですが、免許を持っている事が大前提となります。
もし、無免許の自称医師が外科手術を行ったら・・・・想像しただけで怖いですね。
鍼灸、ふぐの調理、車の運転にしても同じ事です。
たとえ、勉強中の学生だったとしても、無免許の状態でパブリックに治療を行うのは問題外です。
また、事故の原因の一つとして、鍼灸治療を『治療』としてではなく、大勢の人間を使って『作業(産業)化』している点も上げられると思います。
本体、鍼灸治療を始め、東洋医学は一人一人時間を取って丁寧に診るものではないでしょうか?
最後に、今回の事件について気になった部分があるので下記にあげてみます。

・発見が遅すぎる。適切な処置をしていれば助かったのでは?
・事故が起きたのは『鍼灸接骨院』であって、『鍼灸院』ではない。
・院内で鍼治療を行うに当たって医師の許可(同意書)は取ってあるのか。(保険請求を行う場合。)
・院内のベッド数が異常に多い。
・何故、院名が実名報道されないのか。(一部メディアでされているようです。)
・使用した鍼、刺入部位等を公表してほしい。

初心忘るべからず。
より一層気を引き締めて治療に当たりたいと思います。

参考URL:
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100109/crm1001091222007-n1.htm

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