逆子治療 2021年 秋の陣

婦人科疾患

暑い夏が終われば、そう、毎年恒例の逆子のシーズンが始まります。当院の逆子治療は春や秋といった寒暖差が激しいシーズンに増え始め、気候が安定するとサッと患者さんが居なくなってしまうと言う面白い習性(?)があります。

さて、今シーズンの逆子治療の進捗具合はどの様な感じになっているのでしょうか?
今回は久し振りの更新となったので、普段よりも真面目かつ少し詳しく書いてみます。なお、今回公開しているデータは、2021/10/13現在のものでございます。

患者数

今シーズンは開業10数年の歴史を持つ当院で、ベスト3に入る患者数です。真夏は極端に少なかったのですが、9月中旬を境に急激に増え始め、10月中旬の現在で恐らくピークを迎えています。当院では、逆子の患者さんを優先的に予約を入れていますが、多くの患者さんが逆子治療を希望されている状態だと週2回の定期的な治療を行うことが難しくなりますので、余裕をもってご予約下さい。

改善率

1名のみ諸事情で中断してしまいましたが、最後まで施術を行った方は100%、全員の方が治っています。普段の改善率は80%前後ですので、今シーズンが特別です。なお、何度も記事にしていますが、逆子治療はスピードが命です。逆子と診断されたら迷わず直にご予約ください。

施術回数

平均して2~4回です。1回の施術で治ったケースもございますが、基本的に週2回のお灸で逆子が治るまで(患者さんご本人が納得するまで)行います。

施術方法

詳しく説明するとキリがないのですが、当院秘伝のお灸を行います。使用するツボは手足の様な体の末端部となります。胸腹部や腰部には基本的にお灸は致しません。当院のお灸はツボの位置も大事にしますが、温度調節を最も重要なファクターと捉えています。腰痛や肩こり、むくみ等がある場合は、それぞれの症状に応じた施術をプラスαで行っています。

まとめ

以上が今シーズンの逆子治療の現状です。毎年NHK等で逆子のお灸を紹介している影響からか、逆子灸の認知度がこの数年で一気に広まった感じが致します。広まること自体は喜ばしいのですが、逆子治療に対応できる鍼灸師が非常に少なく、高額な金銭を請求してあべこべな施術を行っている施設も多々存在しているようです。これは逆子治療だけではなく、不妊治療や美容鍼灸にも当てはまります。

私は運良く昔から妊婦さんや授乳中の方ばかりを見てきたので、ある程度の対応は出来ますが、普通の鍼灸院では妊婦さんを診る機会が極端に少ないため、臨床経験を積むことが出来ません。臨床経験が少ない状態でこれらのデリケートな症状を安請け合いしてしまうと、患者さんに不利益を与えるのは当然として、鍼灸治療の悪評を広める一因となってしまいます。

鍼灸師のスキルアップを図るために、コロナ前は実際に妊婦さんを招いて親しい友人を対象とした勉強会を開いていましたが、現在は中断しています。1日でも早く収束して、再開できることを願うばかりです。

いつものコーナー

くま
くま

真面目な記事は久し振りだね?

院鳥
院鳥

そうかい?
私そもそも真面目人間ですカラ。

くま
くま

へ~~ 😐

院鳥
院鳥

逆子治療は本当に1日でも早く始めたほうが良いです。理由は様々ですが、一番のポイントは赤ちゃんの成長速度にあります。赤ちゃんは我々が思っている以上に早く成長しますので、大きけれが大きいほど回らなくなってしまいます。また、長時間逆子の状態をキープしてしまうとお母さんのお腹(子宮)が逆子に合わせた形になってしまい・・・・更に体を冷やす・・・であるからして、・・・・なのでございますよ・・・・。つまりデローザのフレームが・・・ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ・・・・。(終わらないトーク。)

くま
くま

話が長いよ!
変なスイッチ入っちゃったのかな?

人形町治療院、秘伝の逆子灸三原則

一.早めに来院
二.自宅でお灸
三.考えすぎない

人形町治療院の逆子専用コーナー

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患者さんからの声
実際の患者さんから寄せられた人形町治療院の口コミ(Googleクチコミ)、評価を紹介するコーナーです。

コメント

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