新型コロナウイルスへの消毒・換気設備

治療
くま
くま

この部屋(施術室)には色んな消毒グッズがあるけど、
それぞれどこが違うの?
いつの間にか変な機械があるし。

 

院鳥
院鳥

次亜塩素酸水から業務用換気扇まで色々あるよ。
いい機会だから説明してあげよう!

 

人形町治療院(漢方薬店しんあい堂)では元々消毒や換気を徹底していますが、COVID-19(新型コロナウイルス)の出現により、ますます消毒(換気)の重要性が高まっています。今回は実際に当院で使っている消毒、換気設備の一部を紹介致します。

次亜塩素酸水(プーキープロケア)

何度も取り上げている次亜塩素酸水です。当院では「プーキープロケア(製品名)」という次亜塩素酸水を使用販売しています。次亜塩素酸水はアルコール(エタノール)では分解できない強力なウイルス(ノロウイルス等)にも有効な消毒液です。しかも、他の消毒液と比べると安全性が極めて高く、国内外の医療機関や介護施設、食品の洗浄施設等で20年以上使用されています。当院では器具、手指の消毒や、専用の次亜塩素酸水超音波噴霧器に入れて治療院内の除菌加湿水として活躍しています。

新型コロナウイルスの出現により一時的に注目が集まりましたが、マスコミによる偏見報道(次亜塩素酸水と次亜塩素酸を誤って伝える、試験結果の正誤を逆に記載する等の印象操作)によって一気に取り扱いが少なくなってしまいました。本来はウイルスに対して科学的に有効かつ、人体やペットにとって安心安全な液体です。

※次亜塩素酸水は、次亜塩素酸(ハイター等)とは別物です。
※プーキープロケアが発売して13年が経過しましたが、健康被害は一度もございません。

blank

プーキープロケアのホームページから転載。

アルコール(エタノール)

誰もが知っている最もメジャーな消毒液です。2020年春~夏にかけて入手困難に陥り、酒造メーカーが特例で生産していた事は記憶に新しいかと思います。当院では施術者の手指消毒や、患者さんに鍼を施す前に皮膚消毒液として使用しています。上記で紹介した次亜塩素酸水と比べると消毒効果が弱く、手荒れしやすい事が欠点です。因みに、成分が濃いエタノール100%の方が効きそうなイメージがありますが、実はエタノール76.9~81.4Vol%程度の方が優秀だったりします。

空気清浄機

ダイキンのストリーマー搭載の新型空気清浄機です。当院では、2020年モデルの「MCK55X」を使用しています。ウイルスや花粉の除去を始め、脱臭、サーキュレーター、加湿器としてマルチに活躍しています。実はこれ、鴻巣市のコロナウイルス対策金で購入したものです。入金も迅速に行なってくれますし、親身にサポートしてくれる鴻巣市には感謝感謝でございます 🙂

blank

2021年3月購入。

まとめ

ここで紹介した他にも、埋込み型の業務用換気扇やサーキュレーターを使用しています。以前はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)も使用していましたが、使う機会が無いため現在は倉庫で眠っています。

既にご存知かとは思いますが、最新のデータを読み解くと新型コロナウイルスに感染した人の60~70%は家庭内感染だと言われています。このため、如何にして換気を良くしてウイルスを外に出すかが予防の肝となります。元々当院では煙が出るお灸を使う機会が多く、換気性能に拘った治療院づくりをしていたのですが、これが新型コロナウイルス対策にも生きた結果となりました。

この花粉が多い時期に窓を開けて換気を良くすると中々堪える方も多いとは思いますが、半日に1度は部屋の窓を大きく開けて、新鮮な空気を入れてみては如何でしょうか? なお、部屋の換気をする場合は窓を1ヶ所だけ開けるのではなく、対角線上に2ヶ所開けると空気の通りが良くなり、効率の高い換気が出来るようになります。

今後も、安心で安全な施術を提供して参りますので、人形町治療院と漢方薬店しんあい堂を宜しくお願い致します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました