ZWIFTでインドアトレーニングを開始してから半年が経過し、最低でも週3回は乗るようにしているのですが、ここで大きな問題が発生してしまいました。それはズバリ、「スマートトレーナーにバイクを乗せる作業が極めて面倒くさい。」事です。
私は現在、1台のロードバイクを屋外と屋内の両方で使っている訳でございますが、実走(屋外)から帰る度に徹底的に洗車をしてから室内にバイクを入れ、自室でホイールを外してスマートトレーナーに設置する作業を半年間繰り返した結果、嫌気が差してしまいました 🙁
自転車の洗車とは思いの外時間がかかるもので、油が多いチェーンやスプロケット周りのメンテを含めるとトータルで1時間はかかってしまいます。帰宅してZWIFTをやろうと思っても、この1時間のロスは大きく、モチベーションが著しく下がってしまいます。かと言って、洗車せずに室内で即ZWIFTをやるのは家庭の事情が許さないので、本当に困ったものです。
という訳で、ここは一つ、ZWIFT用に新しいバイクを買ってしまおうと言うのが今回の記事の内容でございます。
ZWIFT用バイクの条件
優先度が高い順に並べてみました。
- 予算は15万円以内
- グループセットはシマノの105
- 輪行もしたい
- アルミフレームが望ましい
- リムブレーキ
予算は15万円以内
今回新しく買う予定のバイクは原則的に室内で使うZWIFT用なので、高価なフレームやオーバースペックなパーツは要りません。勿論、ある程度のスペックは必要ですので、自分の中で最低ラインを設けています。中古も検討しましたが、保管状態を含めて前のオーナーがどの様な使い方をしているのか分からないので、今回は中古品とアウトレット品は候補から除外しました。
グループセットはシマノの105
ティアグラ以下でも十分だと思われるかも知れませんが、ZWIFTは勾配が激しく、想像していた以上に幅広いギアを酷使します。そのため、スムーズなシフトチェンジと11速以上のワイドギアが必要と判断しました。105の優先度は極めて高いです。因みに現在は12速のコーラスを使用しています。
輪行もしたい
これは私のわがままなのですが、愛車のデローザは比較的高価なバイクなので気軽に輪行をすることが出来ません。将来的にZWIFT用バイクで輪行を行いたいので、軽量で丈夫な車体が望ましいです。
アルミフレームが望ましい
バイク本体をスマートトレーナーに固定する必要があるため、高価なカーボンフレームよりも安価で丈夫なアルミフレームで十分と判断致しました。現在のアルミ加工技術は素晴らしく、上等な物であればカーボンにも引けを取らないでしょう。予算が余ればカーボンでも可です。
リムブレーキ
優先度は低めですが、メンテナンスが楽で輪行もしやすく、安価なリムブレーキモデルが良いでしょう。スマートトレーナーに乗せる際も、ディスクフレームよりもリムの方が作業が行いやすい様な気がします。因みにホイールは2キロの鉄下駄でも何ら問題ないです。軽いホイールが必要になったらその都度交換していきます。
ZWIFT用バイクの候補
以上5つの条件を満たしたバイクを探した結果、下記の3台が候補に上がりました。
キャニオン「Endurace 7 RB」
真っ先に思い浮かべたのが、CANYONのエントリーモデル「Endurace 7 RB」です。CANYONはドイツのメーカーで、実店舗を持たない通販専門という変わった販売スタイルを取っています。店舗販売を行わないためコストパフォーマンスが飛び抜けて優れおり、「Endurace 7 RB」は今回私が指定した条件を全て満たしています。フレームにも最新の技術を取り入れており、軽量かつグラベル用のタイヤも装着出来るので輪行にも向いています。金額は驚きの149,000円でギリギリ予算内で収まります。欠点は納期が不明な点です。
素材
アルミニウム(AL)
平均重量
8.46 kg
Endurace 7 RB
グランフォンドや週末のロングライドのために設計されたバイクです。快適性と耐久性に優れハイスピードなライドにも対応する、まさしく現代的な多用途ロードバイクです。フレームのジオメトリーは、フラッグシップモデルEndurace CF SLXと同一。クラスの常識を打ち破るモデルです。
中華フレームでバラ完
中々聞き慣れない言葉だと思いますが、バラ完とは自分の好きなパーツを組みあせてイチからバイクを作ってしまう方式です。試行錯誤した結果、総額20万円でカーボンフレーム、センサーのエンパイア11速のグループセットを搭載したオリジナルのドリームバイクを組めることが分かりました。欠点は予算オーバー、作業に時間がかかる、オーバースペックな点です。品質面に関してはtantan(Seraph)、ICAN、ELVES等の有名メーカーであればまず問題ないでしょう。
メリダ「SCULTURA RIM 400」
MERIDAはジャイアントに並ぶ台湾の大手自転車メーカーで、日本国のエース新城幸也選手が所属する強豪チームのスポンサーでもあります。そんなMERIDAが発売しているスクルトゥーラは伝統のあるレース用バイクで、2021年と2022年モデルの「SCULTURA RIM 400」は私の条件をすべて満たしているバイクです。価格も税込みで約17万円とキャニオン並にコストパフォーマンスが高いです。欠点はやや予算オーバーとなってしまう事と、優等生過ぎて面白みに欠ける事です。
SCULTURA RIM 400
トリプルバテッドアルミフレームに、リア11速のShimano 105を採用したキャリパーブレーキモデル
MERIDA本社工場製のトリプルバテッド・ハイドロフォーミング製法によるSCULTURA liteフレームとShimano 105を組み合わせたキャリパーブレーキ仕様のアルミロードバイク。MERIDAの長いレーシングバイク作りのノウハウが詰め込まれたアルミフレームは、世界の頂点を極めるレースにも出走可能なUCI承認フレーム。その走りと軽さがヒルクライムで活きる一台。
まとめ
数週間試行錯誤した結果、私の中では既に答えが出ているので、次回の記事で報告したいと思います。しかし、まさか自分がこんなにロードバイクにハマるとは思いもしませんでした。皆さんもぜひ、チャレンジしてみては如何でしょうか?
そんなにロードバイク楽しいの?
マジで楽しい!
お金がすごい勢いで消えていっているけどね~
これはもしかして、月曜診療再開の日が近い?!
割とありえるかも??
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