本格的にロードバイクを再開して1年、ついにこの時がやってきました。そう、サイクリストの聖地、国道最高地点である渋峠へのチャレンジです 😈
体力がついて来たら行きたいと思っていた渋峠、今がその時、8月の夏休みを利用して決行する時が来ました。
渋峠とは
渋峠についての詳細は別途サイトをご覧いただくとして、一言で説明しますと、「群馬と長野の県境にある国道最高地点(標高2,172m)の峠」です。県境に建てられたホテル「県境の宿 渋峠ホテル」では「日本国道最高地点到達証明書」が発行されており、今回の目的は「ろんぐらいだぁす!」限定バージョンの証明書をゲットする事です。
埼玉県から渋峠へのルート
自走、輪行、車載の3案がありますが、今回は車載ルートを取りました。それぞれのルートを解説します。
自走
真っ先に思い浮かんだのが、鴻巣から渋峠までの自走ルートです。ストラバさんによると下記のようなルートになるのですが、片道150km、獲得標高2,800mもあり、日帰りだと100%無理なので諦めました。草津温泉に宿泊する事を前提とすれば可能なルートなので、機会があったらチャレンジしてみたいです。
輪行
熊谷駅から「特急草津・四万号」を利用する一番確実なルートです。しかしながら、長野原草津口駅から渋峠入り口まで約12km、獲得標高は650m超えなので、渋峠に登る前に結構な運動をする事になります。当初このルートを使う予定でしたが、父親が車で行って「温泉に入りたい」という事で、今回はこのルートは諦めました。
車載(トランポ)
渋峠に一番近い草津の道の駅「草津運動茶屋公園」に車を停めて、「渋峠ホテル」を目指す一番単純かつ難易度が低いルートです。走行距離は41.33km、獲得標高は1,197mなので、今の私には丁度よい難易度だと判断しました。因みに、私の車はダイハツのキャストですが、バイク1台であれば余裕で乗せる事が出来ます。唯一の不満点は、鴻巣からだと特急草津よりも時間がかかる事です。高速が渋川までしか通っていないため、大半を一般道で過ごすことになります。
草津運動茶屋公園
10時40分に草津の道の駅「草津運動茶屋公園」に到着し、父は温泉、私はバイクを組み立てて渋峠へ向かい走行を開始しました。この時点での天気は晴れ、気温は30度でした。(鴻巣は36度)
新しく購入したガーミンのナビが優秀で、迷うことなく順調に峠を登っていきます。勾配は5%~7%程度だと思うのですが、程よい疲労度です。
白根山(展望レストラン)でトラブル!
途中小雨が降ってきましたが、気にしないでどんどん進んでいきます。山の天気は変わりやすいのです。ここまでは良かったのですが、アクシデントが発生してしまいます。
白根山に向かう途中に臨時の信号機があるのですが、坂道発進に失敗し落車してしまいます。いわゆる「立ちゴケ」という奴です。単なる立ちゴケなら良かったのですが、ギアチェンジの要である「ディレイラーハンガー」を落車した衝撃で曲げてしまい、変速に支障を来す様になってしまいました。平坦ならいざ知らず、峠でトップ(重たいギア)縛りは苦行以外の何者でもありません。応急処置としてワイヤーをキツめに張って多少はロー側に入るようにはなったのですが、半分くらいまでしか軽く出来ないので、終始オーバーワーク気味で漕ぐ事になりました。
国道最高地点に到着
トップ縛りという苦行を乗り越え、13時9分に国道最高地点に到着しました。出発が10時40分だったので、実に2時間半も登り続けたことになります。我ながら自分を褒めてあげたいです。標高2,172m、気温は25度(鴻巣は38度)、天気は快晴です。
渋峠ホテル
目的地の渋峠ホテルは国道最高地点のシンボルから少し先に行ったところにあります。ここで無事に「ろんぐらいだぁす!」バージョンの到達証明書を購入し、ビーフカレーを頂きました。カレーはとても美味で、疲労した体に活力が戻ってきます。1時間ほど休憩し、後は楽しい楽しい下りです。途中で小雨が降り路面が悪くなっていて軽い落車をしましたが、幸いノーダメージでした。
まとめ
渋峠はサイクリストの聖地というだけはあり、本当に素晴らしい景色でした。また、真夏とは思えない涼しさで、心身ともにリフレッシュ出来ました。ハンガーが曲がるトラブルが無ければ最高だったのですが、これもツーリングの醍醐味として受け入れる事とします。まだまだチャレンジしたい事が沢山あるので、時間ができ次第ブログにアップしていく予定です。
おまけ
夏休み満喫できたみたいだね。
そういえば、箱根はどうなったの?
台風でキャンセルしたよ。
直前まで行く予定だったんだけどね。
しかも台風来なかったし、行けば良かったぜ 😈
それは残念。
ハンガー? とかいう部品は治った?
治すと言うよりも「交換」だね。
スペア持ってたし直ぐに治したよ。
幸いにもハンガー以外のパーツはフレームを含めて無傷だったから、
明日から直ぐにでも戦えるよ!
一体何と戦っているのだ・・・。
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