コロナ禍でも不妊治療を受けて大丈夫?

不妊治療
くま
くま

コロナ禍でも東洋医学の不妊治療を受けて大丈夫?

院鳥
院鳥

うちは大丈夫だよ。
でも、注意点があるので最後まで読んでね。

コロナ、コロナ、コロナ! 最近こればかりでございます。正直、少し飽きてきてしまいました。今回は当院に寄せられた質問についてお答えします。

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当院における不妊治療の実績と統計
埼玉県鴻巣市の人形町治療院では、逆子治療や婦人科疾患の治療の他にも不妊治療を取り扱っています。以前記事にした様に、人工授精の発展により東洋医学による不妊治療は第一線を退いたのですが、それでも当院での治療を希望される方が案外多く、私も少し驚い...

ことの発端

2020年4月1日付けで「日本生殖医学会」から、「できる限り妊娠を避け、不妊治療を中断することを求める。」と声明が出されました。突然の発表だったので度肝を抜かれた方も多いと聞き及んでいます。この突然の発表により多くの方が人工授精等の導入を諦め、不妊治療難民が発生することとなります。

確かに、COVID-19が胎児や母体に与える影響は未知数であり、万が一ときに使用する薬やベッドの数、感染予防のための装備等、様々なリスクを考慮すると当然の運びとなるでしょう。しかしながら、不妊治療の場合は時間との戦いなので、一体いつまで中断すれば良いのか真面目に悩んでいる患者さんにとってはストレスが溜まる一方です。

最先端の不妊治療と東洋医学の不妊治療の違い

なんと言っても外科的な処置の有無です。昔は鍼灸でも外科的な事をやっていたのですが、ひとまず置いておきます。外科的な処置が加わると医療用のマスクやゴール等の装備や薬が大量に必要となりますし、通院時や院内感染のリスクを考慮するとCOVID-19が蔓延している今、外科的処置を実施するのは正直得策とは言えません。

対して東洋医学の場合は、体質改善に着目したものとなるので外科的な処置は発生せず、じわじわ効いてくる優しく穏やかな治療となります。近代的な不妊治療と比べると華々しさがなく地味なイメージなのですが、世の中が今のような状態になってしまうと、逆に良いのかも知れません。

コロナ禍で東洋医学の不妊治療を行うべきか

10年以上現場に関わってきた私個人の意見としては、当院のようなセキュリティーが高い治療院であれば問題ないと思います。「懐妊への道は一日にしてならず」ですので、諸々の理由で通院できなくても、本格的な不妊治療を始める準備として漢方薬や自宅でのお灸を用いて妊娠しやすい(させやすい)体を作っておく事は、限りなくベストに近い選択肢だと思えます。

もし東洋医学のような伝統医療に興味がある方は、パートナーとご相談の上ご検討下さい。最後にNGな治療院や行動を掲載しておきます。

  • 施術者や院内が不衛生
  • 派手な宣伝
  • 値段が異様に高い
  • 怪しい物販
  • 治療院まで遠い(移動中に感染リスクあり)
  • 通院するために人混みを通る
  • 施術中に不特定多数の患者あるいは施術者が居る

以上の7点を気をつけて頂ければ、地雷治療院は回避出来ると思われます。問い合わせをする際にはしつこいくらい積極的に質問をすると良いです。もちろん、最終的には個人の判断で決定してください。

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