アキレス腱炎と蕁麻疹を発症(4)

8月10日の夏季休暇開始日にアキレス腱と蕁麻疹を発症した私。
複数回にかけて状況を報告してきましたが、やっと回復し、現在は恙無く日常生活を送ることが出来る様になりました。今回の記事は、それぞれの疾患に私がどの様に対応したかを記事にしたいと思います。

 

アキレス腱炎

アキレス腱炎とは、名前の通りアキレス腱付近に発生する炎症で、大多数の場合は、サッカーや柔道の様な激しいスポーツをやっている方に発症します。私のように特に何もしていない状態で発症する事は極めて稀で、私自身も初めての経験でした。

アキレス腱を切ってしまうと大事になりますが、私の場合は当然切れてはおらず、過去に痛めた経験も無いため原因不明の急性炎症でした。とにかく痛みが強く独歩はほぼ不能で、椅子に腰掛けて安静にしている状態でもジリジリと患部に痛みが出ている程でした。

治療法、結果

私がアキレス腱に対して施した治療法は、漢方湿布の糾励根と鍼灸治療です。
糾励根は筋肉痛から風邪まで幅広く使用できる万能湿布剤です。生薬の粉末から作られているので安全性が高く、老若男女問わずどなたでも使用できます。今回の治療では、この糾励根がメインとなりました。

鍼灸治療は、YNSA(山元式新頭鍼療法)と並行して患部にも施しました。
頻度は1日に数回です。未だに、「急性炎症に鍼灸治療は禁忌だ。」と仰る方が見受けられますが、正しく行えば消炎鎮痛に著しい効果を発揮します。

治療を開始して3日目でアキレス腱はほぼ完治し、外出も可能となりました。
1週間以上経過した現在では、ランニングやスクワットを行っても痛みは全く感じませんが、一応、用心のために糾励根の使用は継続しています。

蕁麻疹

蕁麻疹の原因は様々で、主にカニやエビ等、食べ物で発症する方が多いと言われています。
しかしながら、蕁麻疹の約70%は原因不明と言われており、中々厄介な疾患の一つです。私の場合は食べ物からではなく、専門医曰く、「過労」だそうです。食べ物が原因であれば、該当する食べ物を摂取なければ良いのですが、過労となると症状が長期化するので困ってしまいます。とにかく、「休む」しか手段がありません。

治療法、結果

蕁麻疹に使える漢方薬は沢山あるのですが、今回の原因は過労との事なので、体力を回復させる処方を使用しました。服用した処方は、「補中益気湯」と「敬震感応丸(けいしんかんのうがん)」でございます。

補中益気湯は「薬の王様」とも言われ、とにかく何にでもよく効きます。
気力を回復させる人参と黄耆を多く含んでいて夏バテにも多用されますので、今回の蕁麻疹にはうってつけの処方と言えるでしょう。また、胃腸を丈夫にするため食欲増進効果も高く、食が進まないこの時期にベストマッチします。唯一の欠点は、ご飯場美味しくなるので太ってしまうことです。 😛

「敬震感応丸(けいしんかんのうがん)」は知る人ぞ知る秘薬で、気力を出す高級生薬がふんだんに使われている事が最大の特徴です。特に牛黄が多めに配合されているので、蕁麻疹に対して素晴らしい効果を発揮します。牛黄が含まれている「ウチダ和漢薬の牛黄カプセル」「国民製薬の精寿」でも良いのですが、サフランと沈香を含む「敬震感応丸(けいしんかんのうがん)」をチョイス致しました。

治療結果ですが、100%の完治はしていないものの、十分なレベルまで回復しています。
患者さんにお見苦しい手を見せて心配されるような事はまずないでしょう。下記の写真をご覧頂ければお分かりになるかと思いますが、よーく観察しない限り、蕁麻疹に気がつくことは無いと思います。先ほど紹介した2種類の処方は、現在も服用しています。

東洋医学は急性疾患に有効か

今回の結果を見る限りだと、鍼灸や漢方薬は急性疾患に十分有効と言えるでしょう。
世間では、これらの治療法は長く続けてないと効果がないと誤解されている方が多いような気がするのですが、決してそんな事はございません。実際に急な発熱やギックリ腰で来院されている患者さんも多くいらっしゃいます。無論、今まで経験したことのない症状でしたら、直ぐに専門医の所に向かって下さい。私も発症2日目で専門医を受診致しました。くれぐれも、個人の判断で自己治療は行わないようにご注意下さい。

左手の蕁麻疹
8月13日の状態 ↑
写真で見るよりも酷く、蕁麻疹が両手に出ていました。


8月20日の状態 ↑
英気を養い、ほぼ回復です!
この手であれば、患者さんに余計な心配をかけるようなことはないでしょう。

再発防止策は、「仕事の量を減らす事!」です。 😆
私も四捨五入すると四十ですので、無理は禁物でございます。昔から、女性は7,男性は8の倍数の年齢になると体に変化が現れると言われています。特に四十は節目、正に体の転換期と言えるでしょう。この話になると少々長くなるので、別の機会に取り上げようかと思います。

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