2018年10月13日(土曜)に宮崎空港の会議室で、『第一回 YNSA学会認定治療師』の試験が行われました。私の独断と偏見でYNSA学会認定治療師制度について語りたいと思います。
YNSA学会認定治療師とは?
まず始めに、YNSA認定治療師について私が知っている範囲で説明致します。
YNSA学会認定治療師(正式名称:山元式新頭針療法認定治療師)とは、2018年に新たに発足した認定制度で文字通りYNSA学会が認定した医療従事者の事を指します。
誰でも認定を受けられるという訳ではなく、YNSA学会に3年以上所属し決められた単位(学会出席、学会発表、公式セミナー参加等)を取得した後、YNSAの施術症例を提出して年1回、宮崎県で開催される筆記試験に合格する必要があります。認定資格は更新制で有効期限は5年です。
つまり、一定の技術や知識レベルを共有し、それらを保つ事が目的だと思われます。
近年、YNSA学会の会員数が爆発的に増加し会員数が500人を超えたという話を耳にしました。また、YNSAを模倣した少々怪しい治療法も出始めています。YNSAという治療法が独り歩きしない為にも、今後はしっかりとした制度が必要不可欠となりますので、認定治療師の重要性が高まると予測できます。
筆記試験の内容
2018年に行われた記念すべき第1回目の試験は、60分で35問を解く少々ハードな内容でした。 😈
個々の問題は事前に配られたテキストを熟読していれば然程難しくないのですが、最後の問題はレポート形式で15分程度の時間を要するため、第35問以外の課題をいかに早く解くかが決め手となります。(この点については試験前にしっかりとした説明がありました。)
また、通常の問題も一問一答方式ではなく、複数回答が多いのでペース配分には十分な注意が必要です。あくまでも私個人の意見ですが、見直しの時間が全く取れなかったので試験時間は60分ではなく、75~90分が望ましいと思われます。
YNSA学会認定治療師の今後
上記の『YNSA学会認定治療師とは?』で記載したとおり、この制度は患者さんにとっても大変重要なものになると思われます。今後、上級資格の新設も検討されているようなので、YNSAを普段の施術に積極的に取り入れている者としては、目が離せない状況が続きそうです。
因みに、第1回目の試験は受験資格を持っている医療従事者が少ないので、受験者数は約30人でしたが、2019年度以降は受験資格保持者が確実に増えるので、筆記試験のレベルが更に高くなるかも知れません。
合格発表は11月前後らしいので、ドキドキしながら連絡を待ちたいと思います。もし落ちていたら笑ってやって下さい。 😮
2018年11月5日追記