私が所属している日本統合医療学会から、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックへの提言」がリリースされました。
下記に一部転載していますが、一人ひとりが自宅で取り組める統合医療によるセルフケア術がPDFファイルで公開されています。パート1とパート2に分かれていて、免疫力を高めるレシピや運動、睡眠について分かりやすくまとめられています。パート2は少し突っ込んだ内容で、鍼灸や漢方を始めとした伝統医療についての記載があります。とても役立つ内容ですよ。
2020年04月27日
一般社団法人
日本統合医療学会理事長
伊藤壽記この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は中国(武漢市)に端を発して、急速にグローバルな広がりをみせ遂にパンデミックとなり、漸く我が国の政府からも緊急事態宣言が出されました。
現時点ではCOVID-19に対する効果が見込める治療薬もワクチンも無く、現状では予防も含めたセルフケアが求められます。ここではまさに統合医療の出番かと思われます。
統合医療の考え方として、1)予防こそが最善の医療である、2)生体が有する自然(自己)治癒力を引き出す、3)利用者が積極的に関われる、といった特徴を挙げることができます。
本来なら、しかるべき場所で統合医療に関わる複数のスタッフがその手法・手技を提供できることが理想ですが、今は外出がままならない現況のため自宅でできるセルフケアが必要になります。そこでこの度、昨年本学会で作成した『統合医療用語集』にご執筆いただきました各専門領域の先生方を中心に、『新型コロナウイルス感染拡大の中で、一人一人が自宅で取りくめる統合医療によるセルフケア』を作成しました。
食事・運動・睡眠など生活スタイルの改善による予防策、ストレスマネジメントを含めたメンタルケアについても取り上げています。
さらに有用な情報をできるだけ参考資料として追加掲載してまいりますのでご覧ください。
今後は、この感染症が早急に収束することを切に祈念致します。
皆様、不急不要の外出は控えて頂き、何卒、ご自愛のほど、よろしくお願い致します。
ここから先は愚痴でございます 😈 ↓↓
以前ブログに書いたのですが、COVID-19により私が楽しみにしている勉強会のほぼ全てが中止になってしまいました。延期ではなく「中止」になるケースが多く、年内の開催は絶望的と言えるでしょう。幸いにもYNSA全国学術大会は11月なので開催される可能性はあるのですが、正直危ないかも知れません。
このままではテンションを維持出来る自信がないので、何か新しい事にチャンジしようかと思っています。丸っきり新しい事にチャレンジするのか、今までの応用で行くのかは思案中なのですが、取り敢えず何かを始める事は間違いないと言い切れます。どちらにせよ、患者さんにとって有用な出来事になるのは間違いないです!
人生、楽しみは必要ですね 😛
2020-05-09追記
ちょっとしたキャンペーンを始めました。詳細は来院時にご確認ください。