ゴールデンウィーク中に衝撃的なニュースが飛び込んできました。なんと、筋トレマニアであれば誰でも知っているであろう、アメリカのフィットネスクラブ「ゴールドジム」が新型コロナウイルスの影響を受けて破綻してしまいました。
ゴールドジムは、TVアニメの「ダンベル何キロ持てる?」に出てくるシルバーマンジムの元ネタになっているフィットネスクラブでもあり、その筋の方々(?)の間でも大変有名です。日本国内では首都圏を中心として約90店舗がありますが、アメリカ本店とは資本関係は無いとの事なので、このまま営業を続けるそうです。(現在は新型コロナウイルス騒動が収束するまで休業中です。)
ご存知の通り、フィットネスクラブは政府が提唱している「3密」に該当する施設であり、当初から経営状況が危ぶまれていましたが、まさかたったの数ヶ月で業界大手のゴールドジムが破綻してしまうとは一体誰が想像できたでしょうか? いまのところ、日本国内で経営している他のフィットネスクラブの破綻情報は入ってきていないのですが、コロナ騒動が長期化した場合は大小問わず多くのフィットネスクラブやそれに関連する企業が破綻に追い込まれる事でしょう。
ある程度の自粛は仕方ないですが、このままダラダラと経済活動を自粛すると、文化や経済が致命的なダメージを受けてしまいます。生活苦から犯罪に手を染めてしまったり、自殺をしてしまう方も増えると思われます。何度も書いていますが、完璧なワクチンが出来るまでCOVID-19の新規感染者をゼロにする事は不可能です。国は難しい舵取りが迫られますが、自粛を解く目安となる明確な数値を出してウイルスと共生していく世界を目指すべきだと思います。
「ゴールドジム」米の運営会社破綻 日本の店舗と資本関係なし
2020年5月5日 16時44分フィットネスクラブの「ゴールドジム」を展開するアメリカの運営会社は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を裁判所に申請し、経営破綻しました。日本で展開している店舗は、資本関係がないためこれまでどおり経営を続けるとしています。
「ゴールドジム」を運営するアメリカの「GGIホールディングス」は、日本を含む世界各国でおよそ700の店舗を展開していますが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、経営が悪化していました。